新型コロナ

11月からのロックダウン2への語学学校の対応

2020年10月31日にイギリス政府は11月5日から12月2日まで約1ヶ月間新たにロックダウンを行うと発表しました。

議会承認の手続きが行われるため、まだ確定した訳ではないですがほぼロックダウンに突入すると思って間違いないでしょう。この1ヶ月間イギリスではまた新たな不安な日々が続きそうです。

イギリスの語学学校はどうなるか?

ピカデリーサーカスロンドン

今回のロックダウンでは、前回よりは多少緩い内容になっており、イギリスの大学を含めた教育現場は今回ロックダウンの対象になっていません。

そのため、語学学校はどういった扱いになるか心配しておりましたが、いくつのかの語学学校から連絡が入り、語学学校も通常通りやるということで連絡を頂いています。

もちろんロックダウン中に学校をオープンするかしないかは学校側の判断になりますので、学校によってはロックダウンの状況に合わせて対面授業を行わないという学校も出てくるかもしれません。その為、学校毎に対応を確認していく必要があります。

ロックダウン中に影響が出てくること

それではこれから1ヵ月のロックダウン中に、語学学校でどういった影響を考慮しておかないといけないか、とある学校から届いた例を参考にチェックしてみたいと思います。

学校へ立ち入り

学校へは基本的にレッスンなど校内での活動を目的として来れるようになります。またそれ以外に食事のデリバリー、医療目的、学校を運営するために必要な目的のみ学校へ行けることになります。

学生寮への立ち入り

学生寮についても同様です。基本的には学校とベッドルームとの行き来のみ許されると思います。それ以外では食事のデリバリーや医療といった目的のみが許されるようになるでしょう。

ホームステイや寮での交流

ホームステイや寮などでの交流も同じ施設の住居人との交流のみとなり、住居人以外の他の人たちとの交流は同じ施設内では認められません。またそ滞在先の施設に入るときに体温検査なども求められます。

屋外での活動

必需品の買い物、医療、エクササイズなど必要不可欠な行動のみ屋外での活動が許され、それ以外では学校か滞在先にとどまっておかなければいけません。その為、学校としては学校内で行うアクティビティやオンラインアクティビティを実施することになります。

イギリス国内移動

必要不可欠な目的以外でイギリス国内での移動は認められていませんが、空港に到着して滞在先までの移動(その逆の移動も含め)や、滞在先から学校までの移動は認められます。

3密を避けマスク着用は必須

以上、今回の11月からの1ヵ月間のロックダウンで影響が出てくることや行動変容について学校からの通達の一例をご紹介しました。

色々行動が制限されてくる1ヵ月ではありますが、12月になればまた現行の規制(Tierシステム)に戻るそうなので、そこまでの辛抱になると思います。

幸いにも大学や語学学校はオープンできますので、日本でも言われているように日々3密を避けてマスクを着用することが大切なのは言うまでもありません。

早くロックダウンが明けてその他の規制も解除され、イギリスでの留学生活が自由に過ごせるようになることを願ってやみません。